女性とアディクション研究会
Women and Addiction Initiative Japan
女性とアディクション研究会・主催 公開イベント
映画『【ら】』上映とシンポジウム
性暴力被害に対する第三者の向き合い方
―報道やネットによる二次被害防止を考える―
■日時: 2016年11月20日(日)13:30~16:45(開場 13:00)
(東武曳舟駅・京成曳舟駅より徒歩5分)
■問い合わせ: 女性とアディクション研究会 事務局
TEL: 03-3206-5675
e-mail: events.joseiaddiction@gmail.com (イベント専用)
みずからの性暴力被害を題材に映画『【ら】』を制作した映画監督・水井真希(みずい まき)氏を迎え、作品上映の後、シンポジウムを行います。
(2016年10月14日追記)
出演俳優・小場 賢(こば けん)氏が応援ミニ・トークに来場します。
◆参加費◆
大 人 当日1,500円・事前申込1,000円
学 生 当日・事前申込 800円
障害者 当日・事前申込 800円
(障害者の補助者は1名まで無料です)
*事前申込はこちらをクリック*
2000年に9年2カ月もの間、拉致監禁されていた少女が新潟で発見され、社会を震撼させました。そして2016年には再び、2年に及ぶ監禁事件が埼玉県で発生しました。
この二つの事件に対し、「なぜ、少女は逃げられなかったのか?」という報道が繰り返し行われました。
また、ネットの世界では、「本当は恋愛関係にあった」「親子関係に問題があった」など被害者側にも問題があったような記事が配信され、それらはTwitterなどでの興味本位の発言とともに、拡散していきました。
こうした心ない報道により、被害者が二重三重に傷つくばかりでなく、同じような性暴力被害に会った女性たちも、再び傷つくことになります。そして、被害を届け出ることをためらう現実があります。
性暴力被害に対し、第三者はどう向き合うべきか?
アディクションになやむ当事者の中には、男女かかわらず、性暴力被害の経験をもつ人が少なくありません。
この問題について、報道やネット配信のあり方に重点を置いたシンポジウムを開催します。
(文:田中紀子、女性とアディクション研究会発起人)
【当日のプログラム(予定)】
13:30 開演
13:35 映画『【ら】』 上映 *上映時間はおよそ70分です。
14:55 (休憩 15分)
15:10 シンポジウム
〈登壇者〉 *敬称略
水井真希(映画『【ら】』監督、女優)
安倍 宏行(ジャーナリスト)
牧野 雅子(『刑事司法とジェンダー』著者)
白木 麗弥(弁護士・女性とアディクション研究会メンバー)
(ファシリテーター) 田中 紀子(女性とアディクション研究会発起人)
16:30 終了
* 出 演 俳 優 に よ る 応 援 ミ ニ ・ト ー ク の お 知 ら せ *
映画【ら】上映後、男(拉致犯人)役で出演の 俳優・小場 賢(こば けん)さんが、俳優の立場から、作品、そして性暴力の問題について、お話くださいます。
◆映画【ら】について
【映画あらすじ】
ある夏の夜、一人の少女が拉致された―
水井監督自身が体験した、連続少女暴行拉致事件
被害当事者が描く、リアルな実体験と精神世界―
マユカ(加弥乃)はアルバイトの帰り道、見知らぬ男(小場賢)に拉致される。長い夜が明けやがてマユカは解放されるが、男は次の獲物にみさと(ももは)を連れ去り手に掛ける。男の凶行はエスカレートし、駅から帰宅中のリナ(衣緒菜)に目を付けるが…
解放されたマユカは日常生活に戻るが、心は暗い森に取り残されたまま。心の傷は具現化し、負うべきのない責に苛まれる。
フクロウの道標に立ち上がったマユカがたどり着いた言葉は…
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014 オフシアターコンペティション入選
ボストンアンダーグラウンド映画祭16th コンペティション(2014年)入選 (アメリカ)
モーベースジャンル映画祭 海外長編コンペティション(2014年)入選 (フランス)
◆シンポジストの紹介 *敬称略
水井 真希(みずい まき)映画監督、女優
十代で園子温に師事し、西村喜廣の下で映像制作を学ぶ。
映画『奇妙なサーカス』『片腕マシンガール』などに現場スタッフとして携わる一方、幽霊役で映画初出演。主演映画に『終わらない青』『イチジクコバチ』『マリア狂騒曲』『一瞬と永遠』など。
2013年に、自身が第一の被害者となった、連続拉致暴行事件を元に映画『【ら】』を制作。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014 オフシアターコンペティション入選を果たした他、ボストンアンダーグランドフィルムフェスティバルなど国内外10の映画祭で上映された。
安倍 宏行(あべ ひろゆき)ジャーナリスト
慶応大学卒業後、日産自動車を経て、1992年フジテレビ入社。政治・経済部記者、ニューヨーク支局長、解説委員などを歴任。その後、報道番組「ニュースジャパン」キャスター、元BSプライムニュース解説キャスターを務める。2013年フジテレビを退社。同年、株式会社安倍宏行設立、危機管理、広報支援、人材育成、コミュニケーションなどのコンサルタントとして独立。ウェブメディア「Japan In-depth」を立ち上げる。
著書に「絶望のテレビ報道」(PHP研究所)
白木 麗弥 (しらき れみ)弁護士
女性とアディクション研究会メンバー。
第一東京弁護士会所属。
ハミングバード法律事務所を2010年に開設。離婚等の家族の問題(渉外離婚含む)DV案件等を多く手掛ける。また、子どものいじめ・虐待問題、障害者や性的マイノリティの相談も積極的に引き受けている。
牧野 雅子(まきの まさこ)ジェンダー研究者
京都大学 文学研究科 アジア親密圏/公共圏教育研究センター 教務補佐員。
著書に「刑事司法とジェンダー」(インパクト出版会)、「生と死のケアを考える」(共著/法藏館)
論文「『性暴力加害者の語り』と安倍談話」(「世界」2015/10月号)等。LOVE PIECE CLUBウェブサイトで「今月のマモルくん」連載中。
http://www.lovepiececlub.com/feminism/mamoru/
田中 紀子 (たなか のりこ)アクティヴィスト
女性とアディクション研究会発起人。
一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表理事。依存症の問題を抱えるご家族の支援、啓発や予防教育に取り組む。親子セラピー、学校講演、企業向けリスクマネジメントの他、多くのイベントやシンポジウムをプロデュースし、講師、ファシリテーターとして活動する。
著書に「三代目ギャン妻の物語」(高文研)「ギャンブル依存症」(角川新書)
お得な事前申し込み(前売り)をご利用ください
ウェブサイトからのお申し込みは11月17日(木)深夜24:00、
電話でのお申し込みは11月19日(土)夕方18:00まで、
承っております。
右の申し込みフォームあるいはお電話で、お申し込みの上、当日、会場受け付けで費用をお支払いください。事前の振込は必要ございません。
申し込みフォームを利用なさった方は、女性とアディクション研究会事務局からの予約確認メール返信をもって、予約成立とさせていただきます。どうぞ返信をご確認ください。
予約確認メールの着信がない場合には、お手数ですが、もう一度メールかお電話でのご連絡をお願い申し上げます。
《お電話でのお申し込み》
券の種類、必要枚数を、以下の電話番号宛お知らせください。
申し込みTEL: 03-3206-5675
◆参加費◆
大 人 当日1,500円・事前申込1,000円
学 生 当日・事前申込 800円
障害者 当日・事前申込 800円
(障害者介助者は1名まで無料です)
*お 願 い*
学生および障害者料金でご入場の方には、当日、受付で、学生証あるいは障害者手帳をご提示いただきます。忘れずにお持ちください。提示のない場合には、大人料金でのご入場となります。
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